大阪市立大学
大学院医学研究科運動生体医学
教授  吉川 貴仁

関西広域連合 研究成果企業化促進セミナー
発表タイトル: 脳磁図による瞬時の抗いがたい食欲の評価法の提案
 
発表内容: 食欲は健康・生命を支える欲求である一方、食品選択・消費にも影響を与える。人の食欲に関する脳磁図解析法を既に確立しており、健康/食品関連分野への応用が期待できる。
 
口頭発表日時: 2月21日 (水)  13:30 ~ 14:00
 
口頭発表会場: セミナー会場G (インテックス大阪 4号館)
研究内容の概要/特長
本シーズは、脳磁図研究から得られた食欲評価ツールである。視覚的食刺激に対して本人の自覚と無関係に瞬時に生じる脳神経応答を、時・空間分解能に優れた脳磁図法により評価する点が特長である。本計測データを周波数解析等で分析した結果が、日常生活で経験する自分の意志では制御しがたい食欲や食行動、食に対する感情や態度(喜びや我慢)の程度を反映していることを海外専門誌にこれまで報告してきた。
従来技術・競合技術との違い
本シーズにて提案する脳磁図法はfMRIや脳波などの脳機能イメージング技術とは異なり、高い時・空間分解能を有する。一般に、視覚刺激により脳神経細胞の樹状突起に細胞内電流が生じると、それに伴い頭蓋表面には磁場が発生するが、全頭型脳磁図計はこの磁場を測定することで、脳内の電気生理的信号が発生する位置と時間をミリ秒単位で推定できる。これにより、脳神経活動の時系列変化を脳全体で評価できる。
想定される応用分野
種々の視覚的食刺激に対する脳神経応答の評価法として本シーズで提案する脳磁図法は、1) 肥満、生活習慣病、食欲不振やフレイル、などの健康問題を抱える現代の人々を対象とした食欲の評価や、2) 種々の食品が消費者に自然に訴えかける商品開発のための調査ツールにもなり得る。
発表者プロフィール 所属機関HPへ
1993 大阪市立大学医学部卒業
1999 医学博士取得 (大阪市立大学大学院医学研究科)
2014-現在 大阪市立大学大学院医学研究科 運動生体医学 教授
(同年より大阪市立大学保健管理センター長兼務)
現在、食欲と運動を初め生活習慣の脳科学研究に取り組んでいる。
(敬称略)
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